キッチンとつながったLDKの部屋でインコを飼ってもいいの?
キッチンはインコにとって危ないものがたくさんあります。
最近の家はLDKの間取りの家も多いのではないでしょうか。
LDKの間取りの部屋でインコを飼ってもいいのか気になりますよね。
わが家でもインコを飼う前にずいぶん悩みました。
現在は対策をしてLDKの部屋で飼育しています。
この記事では、
・LDKの部屋でセキセイインコを飼う危険性
・LDKの部屋でセキセイインコを飼う方法
・わが家の実例
についてまとめました。
具体的にわが家でしている工夫や対策もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
インコをLDKの部屋で飼う危険原因はダイニング
インコは本来群れで生活する寂しがりやなので、人がいる部屋で飼うのがすすめられています。
リビングがあるLDKはいい環境なのですが、危険になるのはキッチンの存在です。
キッチンにインコが行き来きできる状態だと、大きく3つの危険があります。
フライパンのフッ素加工やオーブンの危険
調理で出る煙やフッ素樹脂加工の空焚きした気体は、鳥にとってとても危険です。
発生した気体を吸い込んでインコが亡くなった事故もあります。
オーブンや新品のレンジなども同様に危険です。
冷蔵庫の電磁波もインコに少なからず影響を与えるそうです。
やけどや事故の危険
調理中の鍋やフライパン・炊飯器の水蒸気などは、うっかり調理中にインコが近くに行ってしまうとやけどの危険があります。
また、調理棚の裏に落ちたり、コップにたまった水の中で溺れたりと、キッチンには事故の原因がたくさんあります。
誤飲の危険
インコには玉ねぎやチョコレートなど、食べると中毒を起こしてしまうものがあります。
キッチンにはそのようなものが置いてある可能性も高いので危険です。
セキセイインコをLDKの部屋で飼うときの台所対策
調べた結果、LDKの部屋でも対策をすればインコが飼えます。
3つの対策をご紹介します。
調理をするときはかならず換気
調理をするときは、万一フライパンやレンジからガスが発生してもこもらないように、かならず換気しましょう。
フッ素加工のしてあるフライパンなどを空焚きすると有毒ガスがでるので、空焚きも厳禁です。
有毒ガスによってインコが亡くなった事故もあります。
わが家では調理をするときは換気扇を回し、窓を一か所開けています。
フッ素樹脂加工未使用のフライパンを使う
フッ素樹脂加工のフライパンは、前述したように空焚きしたときの気体がとても危険です。
使うなら、空焚きしないようにし、換気をし、鳥かごを近くに置かないように気を付けましょう。
換気などに気を付けていれば大丈夫なので、わが家でもフッ素加工のフライパンを使うことはあります。
しかし、「グリーンパン」という有害物質不使用のフライパンなら、
有害な物質が一切出ないので安心です。
ついうっかりが怖いので、わが家でもなるべくグリーンパンを使うようにしています。
放鳥するときはカーテンなどで仕切る
キッチンの危険なものを片づけて放鳥するのもいいですが、大変なので仕切りを用意するのがおすすめです。
ホームセンターなどでも取り付けられる仕切りカーテンが売られています。
自作の簡単な仕切りでも効果はあると思います。
セキセイインコをLDKの部屋で放鳥するときは?わが家の場合
放鳥のときは、キッチンにインコが行ってしまって思わぬ事故がおきないように対策しています。
わが家では、手芸店で布とマジックテープを買ってきて仕切りを自作しました。
放鳥のときにはリビングとキッチンを布で仕切っています。
わが家のインコはペラペラの薄い布でも、仕切られているとその先に行こうとしません。
ちなみにわが家の部屋はこんな感じのLDKです。
もともとはLDKではなく、リビングとキッチンの間に扉があったのですが、外してLDKにしています。
そのため、扉の枠に両面テープつきのマジックテープを貼り、布側には両面テープ付きのマジックテープをホチキスで留めてつけました。
付けはずしが面倒ですが、狭い家なので外したときにスッキリするのは気に入っています。
スペースがある場合は取り付け式のアコーディオンカーテンでもいいと思います。
まとめ
セキセイインコをLDKの部屋で飼う場合は、キッチンでの危険に気を付けなければなりません。
対策としては、
・調理をするときは換気
・テフロン未使用のフライパンを使う
・放鳥するときはカーテンで仕切る
などがあります。
LDKでの飼育を考えている方は参考にしてみてください。
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