「てんとうみ」は、渋川海岸に 2022年8月にオープンしたグランピング施設です。
まだ新しいので、どんな施設か気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、「てんとうみ」に宿泊した体験をレポートします。
「てんとうみ」は、瀬戸内海国立公園に指定された渋川海岸の絶景ビューを楽しみながら、バーベキューや宿泊が楽しめる施設です。
近くに水族館、温泉、サウナもあるので、大人も子どもも満足できます。
わが家は2023年6月に家族4人で行ってきました!
それではどうぞご覧ください。
※追記
2024年10月にもう一度行きました。
その時の内容も追加しています。
てんとうみにチェックイン
チェックイン時間は15時~・チェックアウト時間は~10時です。
宿泊予約をすると、渋川海岸からすぐ近くの駐車場(渋川観光駐車場)が無料で貸りられます。
ランチに困ったら、駐車場からてんとうみに行く道中の松林の中に『渋川カブーロ浜茶屋』があります。
『渋川カブーロ浜茶屋』はときどき休業日があるので、事前にチェックしておきましょう。
他にも歩いて行ける距離に『洋食屋ボヌール亭』やお好み焼き『とみや』『ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル』内の食事処もあります。
浜辺を東にずっと進んで行った先が、てんとうみのキャンプ場です。
入口の階段を少し上ると事務所があるので、そこでチェックインします。
事務所には、歯ブラシやアイマスク、耳せんなどのアメニティーバイキングが置いてありました。
1人1つは無料ですが、2つ目からは有料になります。
受付が終わるといよいよテントに移動です。
てんとうみのキャンプ場には、おしゃれなキッチン&バーもあります。
このおしゃれな建物にもテンションが上がりますね。
「kitchen&bar」では、9:30~22:00の間いろんなドリンクが楽しめます。
メニューは、コーヒーやカフェラテ、スイカソーダなどのソフトドリンクや、生ビールや瀬戸内レモンサワー、グラスワインなどのアルコールドリンクまでさまざまです。
リゾートな雰囲気がステキ。
受付の係のお姉さんも明るく元気で親切でした。
テントの位置はMAPに示されていました。
テント番号が1~8までありますが、番号が大きくなるほどテントが上部にあります。
上部の方のテントだと、登り道が少しだけ大変かなという感じ。
でも、それほど遠い距離ではないのであっという間に到着しました。
ステキなテントが立ち並び、見晴らしも最高です。
てんとうみのテントレビュー
テント内はふわふわのベッドが並び、冷暖房も完備されています。
柔らかいベッドが並んでいたので、さっそく飛び込む子どもたち。
タオルやスリッパ、虫よけなどもそろっていました。
タオルは人数分の大小2枚ずつありますが、海遊び用などで使いたいなら、もう少し持って行ってもいいかも知れません。
ちなみに、テントは2種類あります。
・クアッドテント(定員4名)・・・ダブルベッド140cm幅×2台があるお部屋です。
・ツインテント(定員2名)・・・シングルベッド100cm幅×2台があるお部屋です。
お子様は添い寝無料。大人の人数以下のお子様なら無料で利用できます。
わが家はクアッドテントを利用しました。
1つのテントに大人2名+子ども2名で快適に過ごせました。
冷暖房があるので、温度対策を気にせずに利用できるのがありがたいところです。
部屋の覆い自体はテントですが、中はホテルのような快適さ。適度に自然を感じながら気持ちよく過ごせて最高です。
ただ、覆いがテントなので外の温度を直に感じやすいところはあります。
この日は昼間は暑くてムシムシしたのでクーラーをつけていましたが、夕方からはクーラーなしでも快適な温度に。(6月初旬)
そして夜中の4時ごろには今度は冷え込みで目が覚めてしまいました。
でも暖房をつけるとすぐに暖まりました。冷暖房をこまめに調節していると快適に過ごせます。冷暖房があるとほんとにありがたいです。
ベッドの高さが少しあるため、子どもは落ちないように内側に寝た方がいいかもしれません。
テントの外には、テント1つにつき1つずつハンモックが設置されています。
ブランコのように遊びに使うのもありですし、空を眺めて海の音を聞きながらのんびりするのもよかったです。
大人にも子どもにも嬉しい粋なサービスでした。
てんとうみや渋川海岸周辺の遊び方
海がテントの目の前なので、すぐに浜辺に遊びに出られます。
シャワーとトイレもテントのすぐ近くにあるので、濡れても海風を浴びても大丈夫です。
まだ海水浴シーズンではないので、砂場セットで遊びました。子どもは砂があると永久に遊べますね。バケツやボールなどの入れ物があると最強です。ワカメも採って楽しんでいました。
カフェで買ったドリンクを片手に優雅に過ごすのもいいですよ。
てんとうみのバレルサウナ
施設には、バレルサウナも設置されています。
バレルサウナは1回45分/予約制で、定員4名です。
水着の着用が必要になります。
わが家は入りませんでしたが、瀬戸内海を一望しながら木の香りを堪能できる贅沢な空間だそうです。
渋川水族館も歩いて行ける
歩いて行ける距離に渋川水族館もあります。
小さい水族館ですが、素朴でほのぼのした水族館です。
地元の魚やくらげ、キタオットセイやゴマフアザラシやウミガメなどかわいい動物もたくさんいます。
持込みでも食材セットでも楽しめるてんとうみのバーベキュー
てんとうみでは、宿泊予約をするとバーベキューコンロの無料貸し出しサービスがあります。
簡単に扱え、片付けも不要でラクちんです。
わが家は2度宿泊したのですが、1度目は持ち込みし、2度目はBBQ食材セットを頼みました。
両方の場合を詳しくレポします。
持込みバーベキュー(1度目の宿泊)
わが家は、1度目の宿泊では食材をスーパーで買ってきて持ち込みました。
食材を自分で持ち込む際には、冷蔵庫がないのでクーラーボックスは必須です。
好きなものを好きなだけ持ち込めますし、安くすみます。
人数分のお皿などの備品は貸してもらえるので用意不要です。
<BBQ貸出備品はこちら>
BBQグリル設備・おてふき・保冷バック・保冷剤
トング・ハサミ・割りばし・紙皿・紙コップ
洗い物も不要です。
私たちのブースではテント脇の階段を下りた場所がバーベキュースペースでした。
タープなどが張られているので、雨でもバーベキューができるようです。
電源もあるので、ケトルを持っていけば湯沸かしもできます。
近くに水道もあって便利です。
てんとうみのBBQ夕食セット(2度目の宿泊)
美味しいお肉が食べたい方や、持ち込みが大変な方は、食材のセット販売もあります。
セットでは、「スタンダードBBQ」のほか、地元食材にこだわった厳選素材の「千屋牛BBQ」「海鮮BBQ」も選べます。(要予約)
こちらでは完全手ぶらでオッケー!
お皿、コップ、調味料、ゴミ袋、わりばし、スプーン、コップ、トングなど必要なものはすべてそろっています。
お皿洗いも不要です。
しいて言うなら飲み物は持って行った方がいいと思います。
キッチン&バーでもジュース・ビール・ミネラルウォーターなどは買えますが、割高になるかも。
持込み荷物を減らしたければ、少し歩いて海辺の自動販売機で買うのもありです。
BBQセットの量は?
わが家は2度目の宿泊でスタンダードBBQを頼みました。
家族4人で足りるのか心配でしたが、大人2人小学生2人で充分お腹いっぱいになる量でした。
予約サイトに記載されているのは1人分の量なので、4人だと記載の4倍の量があります。
おにぎりは4人(子ども含む)で8個もついていました!
【夕食】スタンダードBBQセット
引用元
・牛、豚、鶏計270g ・焼き野菜(季節による) ・おにぎり100g×2個
Yahoo!トラベル【ファミリー】<お子様は食事&添い寝無料!>2食付・スタンダードBBQ
【夕食】選べるプレミアムBBQ
岡山の黒毛和牛が味わえる!「千屋牛BBQセット」
・千屋牛(黒毛和牛)、豚、鶏 計270g ・ 野菜4種・おにぎり100g×2個
海鮮5種と岡山産ピーチポークが楽しめる!「海鮮BBQセット」
・サザエ 1個・ホタテ 1個・イカ 1杯(3人前から2杯)・エビ2尾 ・地魚 1匹(3人前から2匹) ・ピーチポーク(豚肉)90g ・桜姫鶏(鶏もも肉)90g ・野菜4種・おにぎり100g×2個
※ご夕食:通常は「千屋牛BBQ」をご用意いたします。「海鮮BBQ」をご希望の場合は予約時の備考欄にご記入ください。
引用元
Yahoo!トラベル2食付【選べる・プレミアムBBQ】黒毛和牛BBQセット or 海鮮5種BBQセット>
1回目に行ったときはガス火のコンロだったのですが、今回は炭火でした。
火おこしからやりますが、火をつけて待っているだけで勝手に炭がいいぐあいになり、とても簡単でした。
本格炭火で食べられるのはたまりません。
子どもも大人も大満足でした。
ダイヤモンド瀬戸内マリンホテルの温泉に入る
徒歩で10分ほどの距離にある『ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル』内の温泉『たまの温泉』に入るなら、てんとうみに宿泊していると割引券がもらえます。
温泉代は半額割引券利用でこちらになります。
おとな(中学生以上)通常1,000円➔550円
こども(小学生以下)通常450円➔275円
タオルもてんとうみのテント内にあるのを使えるので、温泉準備は不要です。
夜はテラスから絶景ビューを見ながら夜食
温泉から帰った後は、テント外のバーベキューをした場所で海の景色を見ながら夜食をとりました。
テント区画から瀬戸大橋のライトアップが見られます。
子どもたちも自動販売機で買ってもらったジュースを飲みながら、ランプの下で波の音を聞いてのんびり。
特別感がたまりません。
ちなみにてんとうみ内のキッチン&バーも22時まで開いているので、ドリンクが買えます。
受付の前ではたき火も焚かれており、たき火の前でくつろぐのも楽しかったです。
渋川海岸をみながら朝食
翌日は10時までにチェックアウトです。
その間まだてんとうみを楽しめます。
朝食は、持ち込みもできますし、朝食セットも頼めます(要予約)。
このてんとうみの朝食セットがまた絶品!
あつあつの手作りスープや焼き立てパンなど、ホテル並みの美味しさでした。
てんとうみの朝食セットの内容はこちら
【シーピクニック朝食】
・クロワッサン、フランスパン
・ベーコン・瀬戸内レモンのサラダ
・自家製ヨーグルト+地元産ジャム
・フルーツ・あつあつスープ
・ドリップコーヒー
・貸レジャーシート海を眺めながら砂浜でシーピクニックも愉しめます
※メニューは仕入れにより変更になる場合があります
※お子様(小学生・幼児)は大人のハーフサイズをご用意引用元
じゃらん 【朝食付】BBQ設備のみ無料貸出■朝食は<シーピクニック朝食> プラン
パンには、いちごジャム・ブルーベリージャム・バターが選べました。
わが家はなぜか小学生でしたが大人と同じサイズでした。
砂浜にシートを敷いてピクニックも楽しそう。
てんとうみの宿泊料金
てんとうみの宿泊料金は、時期によって変わります。
海水浴シーズンは料金的には割高です。
わが家が行った6月は海水浴シーズンから外れていたため、
家族4人1泊で3,7000円程度でした。(食事なし)
2度目に行った10月は55,000円程度でした。(食事つき)
宿泊料金の中には駐車料金やバーベキュー道具の貸し出しも含まれているのでお得です。
食材や温泉代などは別料金になります。
9月10月などは食事つきでも平日はなんと2万円台になっていることも!
てんとうみへのアクセス
【アクセス】
〒706-0028 岡山県玉野市渋川2-4-8
電話番号:050-1807-0481
- 車の場合
児島I.Cから国道430号東進 約25分
※駐車場は、「渋川観光駐車場」を利用
- 電車+バスの場合
JR岡山駅から宇野駅まで約50分
JR宇野駅から特急バスで「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」まで約20分
- 特急バスの場合
JR岡山駅から特急バスで、「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」まで約70分
てんとうみレビューまとめ
てんとうみは、岡山の渋川海岸にある施設です。
テントを出たらすぐ海という絶景ビューの中でBBQやサウナが楽しめます。
海辺でグランピングを楽しみたい方はぜひ利用してみてくださいね。
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