以前、カワイミニピアノの鍵盤の修理方法をご紹介しましたが、
今回は屋根(天板)が取れてネジが締まらなくなった場合の修理方法をご紹介します。
↓ミニピアノ鍵盤の修理記事
グランドピアノには屋根がついており、
屋根を開いて弾くと、音がよく響いてきれいです。
しかし、力を入れて開け閉めしているとネジが取れてしまうこともあります。
わが家では、ネジが留まっていた穴がスカスカになってしまい、
ネジが留まらなくなってしまう状態でしたが、
簡単な修理方法で再び使えるようになりました。
屋根がとれてしまっても、ひと手間加えるとまたしっかり締め直せるんです。
カワイミニグランドピアノの屋根のネジが取れて留まらなくなってしまった方は、ぜひご覧ください。
ちなみにわが家では、『旧型グランドピアノ1112(木目)』を使っています。
現在は『ナチュラル 1144 グランドピアノ 』という商品になって販売されています。
カワイミニグランドピアノ屋根修理に必要なもの
ネジを締めても、穴が大きくてスカスカして留まらない場合は、ネジが入っていた穴をいったん塞いで固める必要があります。
その場合の屋根修理に必要なものは、
・木工ボンド
・つまようじ1本
・はさみ
・ドライバー
です。
カワイミニグランドピアノ屋根修理の手順
ミニグランドピアノの屋根修理では、スカスカになってしまった屋根側の穴を埋めてまたネジを付け直す方法で直します。
それでは修理手順をご紹介します。
1.つまようじを切る
ネジが留まっていた穴を埋めるので、
屋根側にあいたネジ穴と同じぐらいの長さにつまようじを切ります。
ハサミで切れます。
2.つまようじで屋根のネジ穴を埋める
ネジが入っていた屋根の穴に木工用ボンドを入れ、つまようじをはめます。
つまようじがはみ出るもしくは短いようなら、板すれすれの長さにつまようじの長さを調節します。
3.乾かす
しばらく乾かします。
わが家では、1時間半ほど乾かしました。
子どもが小さい時に屋根が開かないように両面テープで留めていたので、
天板がけっこう汚れています。
ネジを取り付ける
ネジを、もとあった位置にドライバーで取り付けます。
これで修理完了です。
ミニピアノ屋根修理後の状態
修理後、ささえ棒を使い屋根を開いて弾いてみましたが、しっかりと留まっています。
問題なく使えるようになりました。
まとめ
カワイミニグランドピアノの屋根が取れた場合は、屋根側の木にあいた穴を埋めてネジを締め直すことで直ります。
必要な道具
木工ボンド
つまようじ1本
はさみ
ドライバー
家にあるもので簡単に修理できるので、屋根のネジが留まらなくなってしまった方はぜひお試しくださいね。
また、鍵盤が壊れてしまった方はこちらもぜひ参考にご覧ください。
コメント