【カブトムシ飼育】幼虫の育て方|飼育ポイント3つと土の交換方法

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いきもの飼育
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夏が終わりカブトムシの成虫が死んでしまったら、

今度は幼虫が成長し始めます。

秋になると知人から幼虫をもらったなんて方もいるのではないでしょうか。

この記事では、

カブトムシの幼虫の育て方をご紹介します。

わが家では実際に4年育ててみて、何度か失敗もしてしまいました。

飼い方の説明を読んで育ててみたのに、うまくいかなかったのです。

その経験から、幼虫飼育の重要だと思うポイントを3つ見つけました。

そのポイントとは、こちらです。

1.環境を整える

2.土が乾燥しないようにする

3.ときどき土の交換をする

基本的なことなのですが、なかなかできていない場合があります。

特に②と③は気を付けないといけません。

それでは詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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カブトムシの幼虫飼育で大切な3つのポイント

カブトムシの幼虫飼育で大切なのは、飼育環境・霧吹き・土替えです。

それでは1つずつご説明します。

※日本のカブトムシについての情報です。

①飼育環境を整える

まずは基本の環境を整えます。

1度きちんと覚えておくと安心なので、チェックしてみてください。

幼虫飼育に必要なもの

飼育ケース

昆虫マット

霧吹き

30cmの飼育ケースに入れられる幼虫の数は下記が目安です。

これ以上の密度になると、うまく育たない場合があります。

1齢幼虫 20匹

2齢幼虫 10匹

3齢幼虫 5匹

何齢か分からない場合はこちらへジャンプ

幼虫を入れる前に、握ると固まるぐらいまで飼育マット全体を霧吹きで湿らせておきましょう。

幼虫を入れたマットにはコバエがわきやすいので、飼育ケースに新聞紙やコバエよけシートを挟んでおくのがおすすめです。

置き場所にも気を付けましょう。

屋外は暑すぎたり寒すぎたりして、失敗する可能性があります。

野生のカブトムシは外でも育ちますが、飼育ケースの中では温度が極端に変わりやすいので危険です。

特に冬の間は、玄関や物置などの暖房がなく温度変化の少ない場所に保管しましょう。

玄関横に置いたカブトムシ飼育ケース

②土が乾燥しないように霧吹きをする

土の乾燥は幼虫には大敵です。

私は霧吹きを怠ってしまい、何匹か死なせてしまったことがあります。

しかし、逆にやりすぎると息ができません。

寒い時期は数日~十数日に1度でいいので、土が乾いていたら霧吹きをしましょう。

水の量は、握ると少し固まるぐらいの湿り気がいいです。

冬の間はビニールに穴をあけたものを飼育ケースとフタの間に挟んでおくと、湿度が保ちやすくなります。

③土の交換を定期的にする

糞が増えてきたり、幼虫が土の表面に頻繁に出てくるようになったら必ず土の交換をしましょう。

土替えをしないと幼虫の栄養が足りなくなってしまいます。

筆者
筆者

わが家でも土替えを怠ったときは、成虫が小さく育ったり、死んでしまったりしました。

カブトムシは幼虫の期間にとった栄養によって成虫の大きさが決まので、

マットをしっかり食べたカブトムシは大きい成虫になります。

冬の間、日中15℃以下になるような寒い時期は幼虫はあまり動かなくなるので、

その時期は土替えをしなくても大丈夫です。

糞の量や幼虫が表面に出てきていないかを見て土替えのタイミングを判断します。

土の交換方法は以下に説明します。

土の交換方法

土の交換は、糞がたまってきたら定期的に行います。

必要なものはこちら

・目が1cm角程のあらめのふるい

・ふるった土をいれる入れ物(わが家は大きめの鉢の受け皿を使っています。)

ふるいは100均にも売っていました。

それでは手順をご説明します。

1.土をふるって糞と土に分ける

糞入りの土をふるいにかけ、糞だけよけておきます。

幼虫は軍手を使ってよけておきましょう。

素手で触ると弱るそうです。

こんな感じで糞と土に分けます。

ちなみに、糞は花や野菜のいい肥料になりますよ。

フリマサイトでも売られているぐらいだそうです。

2.飼育ケースにふるった土を戻す

ふるって糞をよけた土に新しい幼虫マットをプラスして飼育ケースに入れます。

入れたら霧吹きで湿らせながら混ぜましょう。

土をつかむと軽く固まるぐらいがめやすです。

霧吹きでなかなか湿らないときは、水を入れすぎなければジョーロなどを使っても大丈夫です。

3.幼虫を並べる

幼虫を土の上に並べると勝手にもぐっていきます。

かわいいです。

画像は幅40センチの大きめケースなので3齢幼虫を7匹入れています。

カブトムシの幼虫の育ち方

カブトムシは、3.5~4mmの卵から生まれます。

2度の脱皮を行いながら成長し、大きいものでは全長10cm近くにまで育ちます。

1齢幼虫

頭部の幅は3mmほど

幼虫期間は1週間から10日前後です。

2齢幼虫

頭部の幅は5~6mm

幼虫期間は2週間から20日です。

3齢幼虫

頭部の幅は10~12mm

幼虫期間は秋から翌年の初夏までです。

5月ごろからさなぎになり始め、6~7月に成虫になります。

まとめ

カブトムシの幼虫を育てるのは意外と簡単です。

この3つのポイントを押さえておくと元気に大きなカブトムシが育ちます。

1.環境を整える

2.土が乾燥しないようにする

3.ときどき土の交換をする

幼虫から成虫になる過程を見るのは楽しいので、

ぜひ幼虫からのカブトムシ飼育にチャレンジしてみてくださいね。

☆わが家で使用中の土です

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