つみたてNISAを売却してみた!手数料0なのに受渡金額が少ない?

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つみたてNISAの売却の金額がよく分からない。

という方いませんか?

私は2018年からつみたてNISAを利用しているのですが、今回はじめて新NISAの一部を売却してみました。

実際に売却してみると受け取れる金額がよく分からず、損をしている?ととまどいました。

そこで、同じように売却金額について気になる方に向けて、体験を記事にします。

この記事でわかるのは以下のような内容です。

・つみたてNISAって簡単に売れるの?

・売るときに手数料はかかるの?

・売却時に表示されている受渡金額が少ないのはなぜ?

・つみたてNISAを売るデメリットはある?

いざ売却するときに、受け取れる額が少なくなっていると悲しいですよね。

実は、売却注文を入れるときに表示される受渡金額は、実際に受け取れる金額とは違います

価格の変動があるため、売却注文時にはあらかじめ低めの金額が表示されるからです。

売却すると実際にどの金額が受け取れるのかも解説しますので、ぜひご覧ください。

※SBI証券の新NISA口座から、2024年1~2月に買い付けたつみたてNISAを売却した記録です。

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つみたてNISAはいつでも簡単に売却できる

つみたてNISAは、つみたて中でもいつでも売却できます

SBI証券の場合、「売却」のボタンを押し、金額などを入力すると簡単に売却できました。

売却の操作をしてから振替まで、6日かかりました。

つみたてNISAの売却では手数料はいらない

基本的に、つみたてNISAでは売却の手数料はかかりません

銘柄によっては「信託財産留保額」というものがかかる場合があります。

※信託財産留保額とは、受益者(お客さま)がファンドの運用期間の途中で解約を申込んだ場合、運用者はその解約代金を調達するため、ファンドに組み入れられている資産を売却する必要があります。そのファンドを継続して保有する他の受益者との公平性を確保するために投資信託の信託財産に留保される資金のことです。解約申込者の負担として売却代金から控除されます。

投資信託を解約した際、実際の受取金額が基準価額より少ないのはなぜですか? : SBI証券 (sbisec.co.jp)

調べてみると、今回私が売却したファンドの「信託財産留保額」は0円でした。

そのため、手数料はかからないはずです。

筆者
筆者

それなのに、売却額が少ない?と悩んだので、ちょっと見てみてください。

今回、新NISA口座内の、2024年1月~2月に計30,000円で買い付けた部分をすべて売却しました。

このときの評価損益は+480円だったはずなのに、なぜか受渡金額を見ると28,957円になっています。

筆者
筆者

手数料がいらないのになぜ??

30,000円で買い付けたのに、売却して28,957円だと1,043円もの損になるのでは?

なぜなのか調べてみたので、以下にご説明します。

売却時に表示されている受渡金額が少ないわけ

調べてみると、売却を注文してから実際に売却する日までに金額が変動する恐れがあるため、売却注文を入れた時点ではあらかじめ5%差し引いた金額が表示されるそうです。

投資信託の売却画面に表示している注文可能額は、売却の際の基準価額の変動を考慮し、表示されている基準価額から5%差し引いた金額を表示しています。

投資信託の売却画面に表示される注文可能額が少ない理由を教えてください : SBI証券 (sbisec.co.jp)

30,481円-(30,481×5%)円=28,956.95

四捨五入すると28,957円になりました!

やはり、変動を考慮して5%引きの金額が表示されていたようです。

このときの売却スケジュールはこちらでした。

2月14日売却注文を入れる
2月15日約定日
2月20日受渡日

2月14日の時点では5%引きの金額が表示されていましたが、

2月20には30,449円が入金されていました。

つまり、実際に受け取れる金額は、約定日の基準価額によるものなのです。

まとめるとこちらです。

買い付け額                30,000円

売却注文を入れた時点での評価額      30,480円

売却注文を入れた時点での受渡金額表示   28,957円

実際に受渡された額(約定日の評価額)   30,449円

売却注文を入れた日の評価損益は+480円でしたが、約定日には+449円になっていたようです。

注文日から約定日までに価格が変動するので注意です。

筆者
筆者

プラスになってよかった。

筆者
筆者

2ヶ月運用しただけで449円プラスになるって、銀行預金の利息と比べたらすごく大きい!

つみたてNISA売却のデメリット

つみたてNISAは、つみたて途中でも、いつでも好きなだけ売却できます。

売却方法も、思ったより簡単でした。

しかし、今回は受取日に入金されるまで、元本割れしないか心配でした。

つみたてNISAは長期投資してこそ大きな利益が見込めるものなので、たびたび売却していては利益が得にくくなります。

買い付けから短期間で何度も売却していると、つみたてNISAのメリットが生かせません。

今回は試しに売却してみましたが、今後はこまめに売却しないようにしようと思いました。

ただ、急な出費があったときにはいつでも売却できるのはありがたいですし、売却するとその分だけ購入できる枠が空くので、銘柄変更など戦略を考える際には売却もありだと思います。

まとめ

この記事では、つみたてNISA売却時の受取金額について書きました。

まとめるとこちらです。

・つみたてNISAの売却はかんたん?

→簡単な操作でいつでもできます。

・つみたてNISAの売却では手数料はいるの?

→いらない。銘柄によっては信託財産留保額がかかるものがある。

・売却時に表示されている受渡金額が少ないのはなぜ?

→売却注文のタイミングと売却のタイミングに数日かかるため、価格が変動することがある。

そのため売却時は、今の価格から5%引きの値段が受渡金額として表示されるから。

・つみたてNISA売却のデメリットはある?

デメリットは、売却した分の長期運用ができなくなること。

NISAは短期間で売ると収益が少なくなる可能性が高い。

売却を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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